【ANAゴールドカード】裏技&メリットとは!?特典やマイル還元率1.648%のやり方を徹底解説!

社会人になり始めて所有することができたゴールドカード【ANA VISA WIDE GOLD カード】。数々のクレジットカードを発行してきましたが、やはりこのカードはANA陸マイラーを続けていく限り心のメインカードですよね。
とにかくANAゴールドは様々な裏技が存在します。なにも理解せずに利用するのはかなり勿体なく、逆に理解すると飛躍的にマイルの貯まり方がアップします。飛行機とは無縁の職業の人でも、このカードで決済を続けていくことによって飛行機旅行が身近に感じるはずです。そんなANAゴールドの徹底した使い方を解説していきます。
2019年10月は消費税増税が控えていますよね。それに伴い、嬉しい情報が飛び込んできました。
間違いなく活用したほうが良さそうな施策です。
目次
ANAゴールドカードの基本情報
まずはANAゴールドカードの基本スペックについてみていきましょう。
カード発行会社 | 三井住友カード |
国際ブランド | VISA / MASTER |
利用枠 | 70~300万 |
年会費 | 14,000円+(税) → 割引後9,500円+(税) |
家族カード | 4,000円+(税) → 割引後2,500円+(税) |
電子マネー対応 | 楽天Edy ID |
ApplePay対応 | iD |
ポイント還元 | 1,000円につき1ポイント(ワールドプレゼントポイント)付与 |
マイル還元率 | 還元率1% (1,000円につき10マイル獲得) |
ポイント有効期限 | 獲得月から3年 |
発行元は三井住友カード。決済をすると『ワールドプレゼント』という三井住友カードのポイントが貯まっていきます。
そうなんです。ただ決済をするだけでANAマイルが貯まっていくと思ったら違うんですよ。獲得したワールドプレゼントポイントをANAマイルに移行することで、初めてANAマイルを獲得できます。
また、ちょっとした知識を活用することでマイル還元率を高めることができます。後ほど解説をしていきますのでしっかりと理解をしましょう。
ANAゴールドカードのメリット
ANA系カードを発行しようと思う人の大半がANAマイルを貯めたいと思っているはずです。
このカードには様々なメリットが用意されていますが、航空系のクレジットカードらしく今回はマイルに絞って解説をしていきます。
【メリット1⃣】カード決済のマイルが貯めやすい
ANAゴールドカード最大のメリットではないでしょうか。このカードをクレジット決済で使用すると最大1.648%という驚異の還元率でANAマイルを貯めることができます。
還元率1.648%はちょっとした工夫が必要になるので、後述の『【ANAゴールドの裏技②】陸マイラーはみんなやってる!驚異の還元率1.648%!』をご覧ください。
使えば使う程とにかくマイルが貯まります。「iD」登録もできるので、コンビニやスーパーなどの小さな買い物にもどんどん利用することができます。
【メリット2⃣】マイル移行手数料が無料

ANAゴールドカードのように三井住友カード発行のクレジットカードは、ワールドプレゼントポイントが貯まっていきます。このワールドプレゼントポイントを全日空のANAマイレージに移行し、始めてマイルとして使用することができると先ほど解説しました。
そしてワールドプレゼントポイントをANAマイルに移行するには大きく分けて2つのことを理解する必要があります。
①自動移行コースと都度移行コース
ワールドプレゼントポイントをANAマイルに移行するためには、まず2つの移行コースを選ぶ必要があります。自動移行コースと都度移行コースです。
自動移行コースはその名の通り、毎月貯まったワールドプレゼントポイントをANAマイルに自動で移行してくれるコース。頻繁にマイルを利用する人や手間をかけたくない人向けです。都度移行コースは三井住友カードにログインをし、ANAマイルに移行したいときに申請をし必要な分だけをマイルに交換します。移行のやり方はとても簡単ですが、自分で作業を行わなければなりません。
- ANA一般カード&ANAワイドカード=2年
- ANAゴールドカード=3年
- ANAプラチナカード=4年
一般カードの場合でも最初に獲得したワールドプレゼントポイントは2年間失効することはありません。2年後に貯まった分だけ一気に換えることもできます。しかし自動移行コースの場合はワールドプレゼントポイントの有効期限は関係なくすぐにANAマイルに交換されてしまいます。ちなみにANAマイルの有効期限は獲得してから3年です。自動移行コースにすると本来は最長で5年間貯め続けることができるはずが、実質ANAマイルの3年間しか保有し続けることができません。
都度移行コースの場合は自分のタイミングでANAマイルに移行することができるので、ワールドプレゼントポイントが失効するギリギリを狙うと長く貯め続けることができます。ワールドプレゼントポイント2年間+ANAマイルの有効期限3年間をあわせて、実質5年間マイルの有効期限を延ばすことができます。
ゴールドカードなら最長で6年間です。この仕組み知ると都度移行コース以外の選択肢はなくなると思います。
②5マイルコースと10マイルコース
ワールドプレゼントポイントをANAマイルに移行するには更に2つのコースを選ばなければなりません。
- 1ポイント=5ANAマイル
- 1ポイント=10ANAマイル
・・・そりゃ1ポイント=10マイルでしょ!!ってなりますよね。その通りです。1ポイントが5マイルになるのか、倍の10マイルになるのかでは果てしない差があります。
しかしここで厄介なデメリットがマイル移行手数料ってやつです(泣)
5マイルコースは還元率0.5%でANAマイルに移行することができ一切の手数料がかかりません。が、5マイルコースを選ぶのなら、ANAカードにこだわらずに別のカードでANAマイルを貯めても変わらないんじゃないかと思います。実際にANAマイルを貯めることのできるクレジットカードっていっぱいありますからね。
問題は10マイルコースです。貯めたワールドプレゼントポイントを還元率1%でANAマイルに移行できる10マイルコースは、6,000円(税抜)の移行手数料がかかってしまいます。・・・なんだそれ!って感じですよね。
これは年会費とは別にかかる手数料です。ANA系カードは年会費+マイル移行手数料で保有するかを考えるべきなんです。
その点を踏まえたときに、ANAゴールドカード以上のクレジットカードは6,000円+(税)がかかりません。いつでも10マイルコースを手数料なしで利用することができます。これはかなりのメリットではないでしょうか。
【メリット3⃣】搭乗する際に多くボーナスマイルが貰える
各航空会社に用意されているマイレージプログラムは本来、飛行機に搭乗して貯めるものです。陸マイラーになるとそれ以上に効率のよい貯め方をするので忘れがちですが(笑)
搭乗する際にANA系クレジットカードを保有していると、そのカードのグレードに合わせてボーナスマイルを獲得することができます。
一般カードだと10%、ANAゴールドカードで25%獲得できます。人気の羽田=ホノルル便を例にみてみましょう。羽田=ホノルル便 | |||
座席 | ANA系カード未保有 | ANA一般カード | ANAゴールドカード |
エコノミー | 1,915マイル | 2,106マイル | 2,393マイル |
プレミアムエコノミー | 3,831マイル | 4,214マイル | 4,788マイル |
ビジネスクラス | 4,788マイル | 5,266マイル | 5,985マイル |
保有しているクレジットカードで獲得できるボーナスマイルは多いに越したことはありません。上記表は片道の獲得マイルになるので、往復の場合だとそれなりに差がでてきますよね。
【メリット4⃣】カード更新月にボーナスマイルを多く貰える
ANA系クレジットカードの年会費を支払うと、毎年ボーナスマイルを獲得できます。獲得できるボーナスマイルは以下。
対象カード | ANA一般カード | ANAゴールドカード | ANAプレミアムカード |
継続時ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
ちなみにクレジット決済でボーナスマイル分を獲得するには
1,000マイル=10万円
2,000マイル=20万円
10,000マイル=100万円
これだけクレジット決済をしなければなりません。
ANAゴールドカードの場合、実質9,500円+(税)の年会費を支払うだけで20万円クレジット決済しなければならないボーナスマイルを獲得できるのでかなりお得ですね。
【ANAゴールドの裏技①】年会費の下げ方
ANAゴールドカードの年会費は14,000円+(税)です。家族カードは4,000円+(税)で申し込むこともできます。
が、ANA系カードは簡単に年会費を下げることができます。しかもかなり大幅に!!誰でも手軽にできる方法となっておりますので、申し込んだ際には必ず手続きをしましょう。
それでは紹介していきます。
①WEB明細登録
名前の通り、明細をスマホやパソコンから見るための登録をするだけです。現在ペーパーレスがスタンダードになってきていることから、逆にそれだけで??って感じですが。
どうしても毎月の明細を送ってほしいって人以外は必ず申し込みましょう。カード発行の際にWEB明細登録にチェックする箇所があるので、忘れずにチェックを入れれば手続き終了です。
WEB明細登録を行うことで1,000円+(税)の割引を受けることができます。
通常年会費 【14,000円+(税)】
WEB明細登録により1,000円+(税)割引!
②マイペイすリボへの登録&年1回の利用
『マイペイすリボ』とは、どのクレジットカードにもあるリボ払いのことだと思ってください。リボ払いと聞くとそれだけで苦手意識が出る人のほうが多いと思いますが、登録だけすれば良いだけでリボ手数料を発生させる必要はありません。。
年1回の利用っていうのも、マイペイすリボへ登録して1度決済するだけでOKってことです。適当に1回使いましょう。どうですか??簡単ですよね??
しかもマイペイすリボ登録に関しての割引は初年度から対象です。気になる割引金額ですが、WEB明細登録を大きく上回る3,500円+(税)の割引を初年度から受けることができます。
通常年会費 【14,000円+(税)】
マイペイすリボに登録&1回利用で3,500円+(税)割引!
何度も言いますが、あくまでマイペイすリボは登録をするだけで、リボ手数料を発生させなくても年会費の割引をうけることはできます。要は登録だけして利用しないだけってことです。ただ、このマイペイすリボの仕組みをしっかりと理解することで、ANAマイルの貯まり方に大きな変化がでてくるんです。
詳しくは後述。
年会費の裏技まとめ
本会員 | 家族会員 | |
WEB明細登録 | 1,000円+(税) | 対象外 |
マイペイすリボ登録&年1回の利用 | 3,500円+(税) | 1,500円+(税) |
合計 | 4,500円+(税) | 1,500円+(税) |
割引後年会費 | 14,000円+(税) → 9,500円+(税) | 4,000円+(税) → 2,500円+(税) |
上記表のように、ANAゴールドカードの年会費は最大で9,500円+(税)まで抑えることができます。家族カードも2,500円+(税)で保有できます。
家族カードで決済したポイントは本会員に積算されますが、飛行機に搭乗した際に獲得できるフライトマイルは家族会員に積算されるため、それぞれのマイル口座に貯めることができます。
家族会員もゴールドカードを含めたANAカードを保有していると『ANAファミリーマイル』を利用することができ、全てのマイルを家族で共有することが可能になります。
よりマイルを貯めやすくなるため家族間でANAカードを保有することをおすすめします。
【ANAゴールドの裏技②】陸マイラーはみんなやってる!驚異の還元率1.648%!
ANAゴールドカードは1マイル=100円の還元率1%のクレジットカードです。この還元率1%はなにもせずに受けることができる最低ラインです。ここからは還元率をMAX1.648%まで高める裏技を紹介していきます。
1⃣ 「マイ・ペイすリボ」の活用でマイル付与率+0.3%
年会費の大幅な割引を受けるために必ず登録すべき『マイペイすリボ』。登録だけしてマイペイすリボを利用しないでOKっていうのは先ほど解説しました。
が、少額の手数料を発生させることにより、マイル還元率を1.3%まで跳ね上がること・・知ってましたか??
マイペイすリボとは、「毎月利用した金額のうち、あらかじめ設定しておいた金額のみを支払い、残りの残高を翌月以降に繰り越し、残高に対してリボ手数料が発生する」という支払いシステムです。
あらかじめ設定した金額が3万円なら、10万円使っても引き落としの金額は3万円+リボ手数料だけです。しかし残りの7万円は借金です。この7万円に対して手数料が発生しますので、なにも考えずに使いすぎると残高はどんどん増えていき手数料が驚くほど高くなってしまう恐怖のサービスです。
ここまで読むと怖すぎるサービスなんですが、本当のサービスはここからです。
マイペイすリボに登録しリボ手数料が発生した月は、ワールドプレゼントポイントとは別にボーナスポイントを獲得することができます。ボーナスポイントは1,000円ごとに1ポイントです。このボーナスポイントは1ポイント=3マイルで交換することができるため
①ワールドプレゼントポイント1pt=10ANAマイル
②ボーナスポイント1pt=3ANAマイル
①+②=13ANAマイル
ボーナスポイントを獲得することによってマイル還元率が1.3%まで高めることができます。注目すべきところは、リボ払いで支払ったうえで、「1円でもリボ手数料が発生していれば、その月の利用代金すべてがボーナスポイントの対象」ってところです。

例えばとある月の利用代金が100,900円だった場合、マイペイすリボの設定金額を100,000円に設定しておけば残高の900円に対してのみリボ手数料が発生します。
実際900円にかかる手数料なんてほんの12円程度です。約12円の手数料をわざと発生させてボーナスポイントを獲得できるこのシステムは、確実に理解をして毎月やる価値があるといえます。
私の場合は、マイペイすリボの設定金額を10,000円に設定しており、翌月の支払い金額が確定した後、増額返済を申し込んで手数料が最小限になるようにしています。ちなみに増額する際は1,000円単位で申し込むことができます。
毎月1回この作業を行わなければいけませんが、この一手間で大量のマイルが獲得できるのであれば喜んでやり続けます!!

ちなみに↑は私が数カ月で貯めたワールドプレゼントポイントになります。マイペイすリボを利用するようになってからは、しっかりとボーナスポイントが付与されているのがわかります。
なにもやらなければこの2,565ポイントは獲得できませんでした。是非みなさんも挑戦してみてくださいね。2⃣ 年間の利用額に応じたボーナスマイルを獲得

上記表をご覧ください。三井住友発行のクレジットカードには年間のクレジット利用金額に応じてボーナスポイントが獲得できるステージ制度があるんです。
例えば、ANAゴールドカードを保有して年間300万円以上クレジット決済をした場合、最高ステージのV3となり翌年度は10万円ごとに60ボーナスポイントを獲得できます。これは300万円決済したときに獲得できる通常のワールドプレゼントポイントとは別にです!このボーナスポイントはマイペイすリボと同じ1ポイント=3マイルのレートになります。
つまり、300万円を決済すると
- 3,000ワールドポイント(1pt=10マイル) → 30,000マイル
- 1,800ボーナスポイント(1pt=3マイル) → 5,600マイル
- 合計 → 35,600マイル獲得
ボーナスマイルの付与率は0.18%!マイペイすリボと併用すれば1.48%までマイル還元率を高めることができるんです!!しかし私には300万の壁は高すぎてステージはV2が限界なので、マイル還元率は1.39%になります。
とにかくANAゴールドカードに決済を集約させて、できるだけ高いステージを維持することが重要になってきます。
3⃣ ソラチカカードで還元率を最大限に高める

ここが最大の見せ場になります。陸マイラーなら100%持っているマイル錬金カード【ソラチカカード】。マイペイすリボや年間ステージによって獲得したボーナスポイントはそのまま1pt=3マイルで交換してはいけません。
このボーナスポイントはソラチカルートを利用してANAマイルに移行することができ、その還元レートは1P=4.05マイルなんです!!
以下表はワールドプレゼントポイントをソラチカルートにてANAマイルへ交換するやり方です。

これでマイル還元率は1.648%へと爆発的にあがります。具体的に整理してみましょう。
上記の1⃣+2⃣をしっかりと利用すると、10万円決済毎に、
- 通常ワールドプレゼント100ポイント → 1,000マイル
- ステージV3ボーナス60ポイント → 243マイル
- マイペイすリボボーナス100ポイント → 405マイル
合計1,648マイルを獲得でき、還元率1.648%達成です。これがANAゴールドカードの最高還元率です。普通に決済してると還元率1%で終わってしまうので、自分のライフスタイルにあった一番高い還元率を意識しながら利用しましょう。
これがないとマイルの貯まり方に天と地の差が出てきます。持ってますよね??もってない人は下記記事をご覧ください。
初年度は年会費も無料ですので、嘘か本当か1年だけでも試してみてください。
また、ワールドプレゼントポイントをソラチカルートを利用してANAマイルに移行するにはGポイントを経由する必要があります。下記バナーよりスムーズに登録できるので、まだ登録していない人は登録しておきましょう。
マイペイすリボ | ソラチカ | ステージ | 翌年度還元率 |
利用する | 保有する | V3 | 1.648% |
V2 | 1.526% | ||
V1 | 1.486% | ||
保有しない | V3 | 1.48% | |
V2 | 1.39% | ||
V1 | 1.36% | ||
利用しない | 保有する | V3 | 1.243% |
V2 | 1.121% | ||
V1 | 1.081% | ||
保有しない | V3 | 1.18% | |
V2 | 1.09% | ||
V1 | 1.06% |
上記表のどこかに当てはまるのですが、マイペイすリボで獲得できるボーナスポイントがかなり効果があるのがわかります。リボ払いのシステムは一見難しそうに感じますが、高還元率をたたき出すのでしっかり理解をして挑戦しましょう。
まとめ
長々と解説していきましたが、いかがでしょうか。年間利用額がハードル高めですが、決済でANAマイルを貯めようと思うと断トツの高還元レートでザクザク貯めることができるANAゴールドカード。
更に陸マイラー御用達のソラチカカードとの相性も抜群で万人に受けるANAカードとなっています。しかもゴールドカードでステータス性も申し分なくANAマイラーを志すのであれば保有して間違いないクレジットカードだと思います。
ステータス抜群で、マイル還元率も1.648%と申し分ないANAゴールドカードをどこよりもお得に発行する方法は下記記事にて解説してあります!
2018年12月現在の最新入会キャンペーンの解説やANAゴールドホルダーからの紹介によるボーナスマイルの獲得方法を徹底解説してあります!